季刊エス 16,2006 Autumn 10月号, p.70-77
涼宮ハルヒの憂鬱 山本寛インタビュー
山本氏演出、特に「(放送)第12話 ライブアライブ」を中心に紹介
「ライブアライブ」が映画「リンダリンダリンダ」との関係に答えたものがありました。関係者からの「リンダ…」に言及したものは初めてみました。その部分の要約。#は私のコメントです。
・「リンダ…」公開(2005/7)の前に構成会議で「ライブアライブ」をやることは決まっていた。
・「リンダ…」のチラシをみて「ライブ…」とそっくりであることを知り観にいった。
・どうせ“似ている”といわれるのはわかっているから積極的にオマージュとして(リンダ…を)取り入れた。
・作品に共感を得るには、作り手と受け手に共通の体験やイメージがないと不可能と(山本氏は)考える。
・雨のシーンは観客を入れて(さらに視聴者をも)盛り上げるため。意図があり、ただ真似ているだけではない。
この後は、コピーとオリジナリティの考えなど。
#観客の盛り上りは、2つの作品ではっきりした違いがあります。「リンダ…」では、しょっぱなの“リンダリンダ~♪”のところで一気に盛り上がりますが、これはバンドの曲で盛り上がったというよりは、みんなが共通して弾ける曲だったという感じです。まあどのバンドがやっても同様だったろうですけど楽しく盛り上がってよかったね、という感じ。これが始まるまでの前の曲が「ふうーらーいぼー」とか、のどかなのが続いてたのも盛り上がる要因だったのかもしれません。エンディングに向けての強いコントラストになっていると思います。
#一方「ライブ…」では、「なんだあいつら」という戸惑いから、長門の超絶技巧のイントロで見る目が変わり、どんどん盛り上りが高まっていく感じが、躍動的なカメラワークともあわせて表現されています。サビの転調のとこなんか何回みてもゾクゾクきます。
#「リンダ…」は受け手の経験から共感を揺り起こすことを意図したシンプルな演出で、「ライブ…」は、バンドの演奏を強烈にアピールする演出であり、まったく異なったものであるといえるでしょう。
その他、インタビューからいくつかピックアップ(要約してます)
Q.「うる星やつら」のムードに近い感じがしますが?
A.多分に意識はしているが、(うる星とは違って)日常の描写をしっかり描いた。マンガっぽくなんでもありは避けた。
Q.9話(サムデイ イン ザ レイン)について
A.キョン一人称をはずした場合の視点として「観客」の視点を避けるために監視カメラ風の映像とした。コンピ研が設置したという設定を匂わせている。アングル固定だと常に全身での描写が必要で非常に大変であった。(上半身アップなどとすると下半身は省略できる)
#なるほど。長門が本を動かしてみくるの着替えシーンをさりげなく隠すのは、カメラの邪魔をするだけでなく、スタッフへのアシストでもあったわけですな。
Q.ハルヒが戻ってからの情緒的な音楽も印象的ですが?
A.ハルヒのデレデレっぷりを演出したのだが、谷川氏の脚本があまりにデレに振れていたので、最後の相合傘を渡す時は目をそらさせて少し戻しておいた。
Q.12話について
A.音楽シーンをいれたくてやることにしたが、後になって「この回は、ハルヒが自分の姿勢に動揺するという話なので、それまでの11本で破天荒さを充分に描けるだろうか」と気がついて「しまった」と思った。次のシリーズがあるのならそれまで出さないほうがよかったかも、と思った時期もあった。
#結果的に充分成功していて、特に話数シャッフルが効いていると思います。DVDを順番に観ている「憂鬱」の6話は思いの他、すんなり話がまとまっていて、この感じで時系列で12話までいったとしてら「ライブアライブ」の回の印象は随分と違ったものになるような気がします。
Q.文化祭では群集や一般生徒も細々描かれていますね。
A.文化祭は全員が主役で、全ての生徒がSOS団的な面白い瞬間を味わっているということです。文化祭を描いたアニメは多々あるが一般生徒を動かしたことはなかったので手は抜きたくなかった。動画枚数は倍になった。
Q.手前のメインの芝居の後ろで別の人たちが存在している。
A.「踊る大捜査線」でも後ろの芝居が別のストーリーとなっている、というのに影響を受けた。
#「踊る…」では全ての役者・スタッフが劇団のように話をつくっていくようになっていった、という話を聞いたことがあります。後ろでやっていた何気ないアドリブでも、それをみんなが膨らませたり、小道具(レインボーもなか、とか)についても、あれやこれやとアイデアを出し合っていったらしいです。
Q.演奏シーンの作画は?
A.ハルヒはリップシンキング。演奏シーンはプロの演奏ロトスコープを使った。ハルヒの顔は平野綾のレコーディング時の映像をもとにアニメーターが一から起こしなおした。
#「きずあとなぞる~」のシーンの原画とタイムシートが紹介されてます。
他にも、ライブアライブの絵コンテ・原画がいくつか紹介されています。
日曜日, 9月 24, 2006
ハルヒ:季刊エス16 涼宮ハルヒの憂鬱 山本寛インタビュー
月曜日, 8月 14, 2006
ハルヒ:Newtype ’06/9 石原・山本・平野インタビュー
読みたいところは実質4ページ分もないのだけども・・・・ついつい買ってしまいました。
(などと言いつつ買ったら買ったで結局隅々まで読んでるんですが)
目にとまったところをいくつかピックアップ(#以降は私のコメント)
Q:お気に入りの映画は?
石原:「サイレント・ランニング」「世界が燃え尽きる日」「カプリコン・ワン」
山本:(今の気分なら)「ニュー・シネマ・パラダイス(完全版)」「パッチギ!」「台風クラブ」
#石原監督は70年代の終末系のSFが好きなんですね。「ソイレントグリーン」や「赤ちゃんよ永遠に」が漏れているところをみると、終末系の中でも希望が残るタイプをチョイスしているのかな。
#山本氏のチョイスは、いわゆる映画っぽいところ。「台風クラブ」は「リンダリンダリンダ」に通じるところがあり「ライブアライブ」への影響を想像させますな。
Q:好きな映画監督は?
石原:ジョン・バダム、ピーター・ハイアムズ
山本:(今の気分なら)D・W・グリフィス、W・ベンダース、候孝賢
#バダム作品は「ウォーゲーム」のあたりでしょうか。好きな作品群とちょっとカラーが違うような。
#ベンダース・候孝賢は小津レスペクターの代表格ですねえ。小津が直接出てこないところに、山本氏の映画演出へのスタンスが感じとれるような印象を受けます。小津構図の推測は案外的外れじゃなかったかな。それにしてもなんでまた「今の気分なら」で「映画の父」グリフィスなんでしょう。次回作への映画技法研究に余念がないのでしょうか。実は2話でいわゆる「イントレ」のカットがあるんですよ。これについてもいずれ触れなくては。
Q:これは名セリフ!と思うセリフは?
山本:第1話「イツキくんを、あなたのおもりじょうりにはさまさせせんっ!!」。神業です。
#観かえしてみましたら確かにこうでした。アドリブだとしたら確かに神業ですね。(^^;
Q:キャラのしぐさやポーズで、いちばんのお気に入りのものは?
石原:オープニングのヤケクソぎみのチアみくるですかね。
#このカットのみくるの胸のはずみ具合、特に左右の動きがずれるあたりがハルヒにくらべてグラマラスであることを端的に表現されていてすばらしく、どうせなら長門のペタペタもどうにか表現して欲しかったですが趣味に走りすぎてますかそうですか。
Q:もし、2期があったら、参加してみたい?
石原:安易に「やってみたい!」なんて言ってしまうとさまざまに誤解されるファンの方もいらっしゃると思うので・・・。いろいろなタイミングが合えば・・・というところでしょうか。
山本:ご縁があれば、ですかね。
#意志があっても色々な条件が揃わないと難しいんでしょうね。プロデュース側には是非とも、京都アニメーションのクオリティを最大限に発揮できる条件を十分に揃えてからGOを出していただきたいものです。
☆平野綾 ハルヒを語る!!
Q:収録でいちばん苦労したのは?
平野:「ライブアライブ(12話)の収録です。前々から「この回でハルヒが決まるので頑張ってください」って言われていて、ただでさえ緊張しているのに、すごくプレッシャーをかんじていました。
#12話は放送順でも構成順でもハルヒのキャラクターが決まる非常に重要な回ですね。これは脚本・演出・作画に加えて声優の演技があってはじめて実体化するわけですから、最後までスタッフの誰にも予測がつかなかったんでしょうね。
(中略・続き)
平野:(ライブシーンの曲は)1曲通して歌いました。心にグサっとくる勢いを出すのに苦労しました。特に「God knows…」の最後の転調が、最初なかなか思うようにいかなくて、歌い込みました。
エピソードベスト3 「ライブアライブ」
平野:ライブシーンでは私の歌うときの癖を全部ハルヒが表現してくれていて、最初見たときは驚きました。
#最後の転調のとこは今観てもゾクゾクっときます。歌・作画・演出とも命削ったというのは決して誇張でないと思います。ハルヒの歌うシーンは平野綾の歌唱シーンから忠実に起こしたものなんですねえ。HEYHEYHEYでの映像ではそんな印象なかったですから、これは作画の元になった映像を是非みてみたいです。DVDの特典映像に入らないかなあ。
(9.2追記 DVD涼宮ハルヒの憂鬱2:憂鬱Ⅲ・Ⅳ 限定版は朝倉さんがレモンを持ってるやつ 映像特典のメイキングクリップは Lost My Music のレコーディング風景が入ってました。力をこめて歌うときの表情などがライブアライブのハルヒの作画に似たところがあり、確かに参考になっているようです。次の映像特典はGodKnowsの収録風景を是非!あと、ギターとドラムも)
月曜日, 8月 07, 2006
ハルヒ: 検証 ライブアライブとリンダリンダリンダ
ようやく映画「リンダリンダリンダ」観ました。
まずプロットについてですが、『リンダ…』は2005年7月公開、一方『涼宮ハルヒの動揺』は2005年3月31日初版、なお「ライブアライブ」は短編としてザ・スニーカー2004/10掲載つまり雑誌発売は9月で執筆はさらにそれ以前。なので、バンドメンバーが怪我して・・というプロットはパクリではないのは明らかです。逆に『リンダ…』がハルヒを参考にした可能性も、映画制作の期間を考えるとほとんどないでしょうかなり少ないのでは。(追記:ライブアライブの初出のタイミングを考えると可能性はなくはないです)まあ、ありがちなプロットですから。
ただしアニメ制作時には既に『リンダ…』は評判になっていましたから、「学園際、バンド、ギターが怪我して代役」という類似のプロットをスタッフがほっておくわけがないのは必然かもしれません。もっともZONEネタは4人組という以外に必然性がありません。完全に趣味の世界でしょうか。
(補足:山本氏は、ライブアライブ製作決定後に『リンダ…』の公開を知り、プロットが似ているならばいっそのことリファーする、と決めたそうです(関連エントリ)。ですから、まず4人組バンドという設定が優先されている可能性が高いです。)
さて、ライブシーンがパクリかインスパイアかオマージュかレスペクトか否か、について結論から言えば、
『リンダ…』の基本構図を全体的に参照しているが、『ライブアライブ』では
・多様なアングルのカット(アオリ・俯瞰・ハンディ)
・曲のテンポおよび盛り上りにマッチした編集
によって圧倒的なライブアクトの躍動感を表現している』
ということでした。
リンダx3とハルヒのなんとか より比較画像
上記画像だけでは「似たようなシーンを選んでるんじゃないの」という可能性もあるのですが、映画をみれば『リンダ…』を参照しているのは明らかです。学園祭映画の傑作へのレスペクトという印象をうけました。
もちろん、単なる参照というわけでは全然なく、この話のライブシーンはこの回の肝ですから演出も気合が入ってます。結局先のエントリで予測した、
特に上記サイトの比較では、前回言及したロー/ハイアングルのカットがありません。あとハンディの手振れのカット。これらは特徴のある構図なので元ネタであるとしたら比較対象になるはずなんですが、これがないということはライブアライブでの独自演出ということになります。(仮にそうだとすると)アニメだと更にここまでできるんだぞ、というスタッフの意気込みが炸裂した挑戦状といえるでしょうか。
は、ほぼ正解でした。違ったのは「挑戦状」という切り口。
というのは『リンダ…』のライブシーンはもともとライブアクトの躍動感を狙ってはいないんですよね。ライブで用いられている構図も映画全体で一貫しているものです。
一方『ライブアライブ』のほうではプロットの要請として、聴衆およびキョン(≒視聴者)をそのライブアクトを強烈に印象付けなくてはならないので、気合の入った作画とカット割りによってそれを実現しています。実際、この回は、スタッフは「スタッフは命を削った」と言っていますが、ライブシーン以外の学園祭のシーンも含めて、ほんとにそうだろうと思います。
あと細かいこと色々。
上の画像で、共に曲終了後にボーカル(ソン・ハルヒ)がメンバーと順番に視線を交わすシーンがありますが、『リンダ…』では、上記のカットにメンバーそれぞれのカットがはさみこまれます。『ライブアライブ』では、ハルヒが3人と視線をかわす過程はワンカットです。この違いはそれぞれの映画で表現しようとしてる内容の違いが演出として異なってくるかを示していて面白いです。
下から6番目の「ステージを見る、槙原・キョン」の図。この構図の類似も偶然ではないですね。槙原は訳あってボーカルのソン(ペ・ドゥナ)を見つめているんですよ。腕を組む姿も一緒ですし。この槙原君を演じているのは、画像だとちょっとわかりにくいですが松山ケンイチです。
そう、『デスノート』でエルを演じた彼ですよ。これを踏まええると最近流布したガセネタ「涼宮ハルヒの憂鬱が実写化」(リンク先はガセネタであることを紹介している記事。)の配役
キョン:松山ケンイチ(21)
涼宮ハルヒ:新垣結衣(18)
朝比奈みくる:戸田恵梨香(17)
長門有希:黒川芽以(18)
古泉一樹:石垣佑磨(23)
も味わい深いわけで、(w
ちなみに、みくる役の戸田恵梨香はミサミサです。うーむ・・・・
(10.15 追記:アニメ版「デス・ノート」のミサミサはハルヒcvの平野綾。なんか縁ありますね)
個人的には
(09.09追記 youtubeで割と最近の福田麻由子の映像みつけました。 また大人になりましたねえ。もういけるかも)
#『リンダ…』についてはいずれレビューをまとめたいと思います。(こちら)この映画好き嫌いがはっきりわかれるようですが、私は好きです。
#実はこのサイト、キーワードがライブアライブ、リンダリンダリンダで来る人がすごく多いんで、ちゃんと観て比較せねばと思ってたんです。これで期待にこたえられましたでしょうか(w 私としても、そのおかげで『リンダ…』という作品をちゃんとみる機会をつくれてラッキーでした。
月曜日, 7月 03, 2006
ハルヒ:ライブアライブとリンダリンダリンダ
ハルヒ12話「ライブアライブ」のライブシーンは映画「リンダリンダリンダ」から構図を持ってきているとの指摘をどこかのサイトのコメント欄で見てはいたんですが、ぼつぼつと比較情報が出てきまして確認できました。
ハルヒ×リンダリンダ。インスパイヤではないオマージュだっ!
ほうほう、やっぱりハルヒが攻めで(違 もうひとつ。
リンダx3とハルヒのなんとか
こっちはリンダが攻(違
両者の写真データは一緒のようです。同じ人のサイトか、もしくは共通ソースがあるのかもしれません。
さて演算子の解釈はさておき、この写真を見る限りたしかに「リンダ…」を元ネタとしているようです。構図はありがちなものでしょうが、演奏後にメンバーの顔を順番に見る様子は明らかに意識したものですね。
けど、これで「なんだパクリかあ」とがっかりしたかというとそんなことはなく、むしろ「それなりの評判だった映画の要素に、アニメでどこまで迫れるかがっぷりと取り組んだシーケンス」ということになり、俄然元ネタ「リンダ…」の映像を見てみたくなりましたよ。
特に上記サイトの比較では、前回言及したロー/ハイアングルのカットがありません。あとハンディの手振れのカット。これらは特徴のある構図なので元ネタであるとしたら比較対象になるはずなんですが、これがないということはライブアライブでの独自演出ということになります。(仮にそうだとすると)アニメだと更にここまでできるんだぞ、というスタッフの意気込みが炸裂
した挑戦状といえるでしょうか。実際元ネタに関係なく度肝抜かれた人多数ですから大成功であったことには違いないですね。
#昨日観た映画版「デスノート」のエルと詩織(映画オリジナルキャスト)は偶然にも「リンダ…」で共演してたようで、これも何かの縁でしょうから是非とも「リンダ…」を確認してみたいと思います。
→観ました。エントリはこちら: ハルヒ: 検証 ライブアライブとリンダリンダリンダ
映画レビュー: 映画:リンダリンダリンダ
##「デスノート」の出来については・・・・・とりあえず原作と比較して観る映画ではないとことだけ申し上げましょう。
土曜日, 6月 24, 2006
ハルヒ12話「ライブアライブ」におけるカメラと視点
北高・自主映画作成・軽音・・・・ 琴線ふれまくりですよ。
(全体についてはhttp://linernotes.cocolog-nifty.com/linernotes/2006/06/12__3a9b.htmlがくわしい)
12話のライブシーンについては既に祭りなわけで、演奏シーンの神懸り作画はもとより(演奏関係の情報はhttp://d.hatena.ne.jp/makaronisan/20060623がくわしい)ライブアクトの絵造りもすごいことになってます。ハンディ映像なんかも入れたりしてね。
ところがカメラワークのチェックがあんまりない。エピソード0で自主映画にありがちなカメラワークが解析されつくされていたのに、ちと意外。
とりあえず気がついたことがあるのでとりあえずアップします。
これENOZの前に演奏したバンドのラストカットです。この直前のカットで一度ブラックアウトしており、つまりキョンが睡魔で意識が飛んだ描写になっていることから、このアングルと構図がキョン視点(いわゆる“見た目”)なのは明らかなのですが、
ENOZ登場
驚くキョン。それは・・・・
何故かハルヒが登場したから。
「何やってんだあいつは」、と驚いて立ち上がる。
セッティング後、アイコンタクトで演奏開始。
ここです
ハルヒたちの足元に注目。上の画像と違いますね。観客が増えたってことじゃないですよ。
ステージの明るい床面が見えてますね。これキョンが驚いて立ち上がったことにより視線が数十cmほど高くなったということです。
ここまできっちり演出するとは・・・・どこまでやる気だ京アニ。
ちなみに演奏中盤は、観客総立ち
演奏中の演出も細かい。リアルな演奏だけでなくプレイヤーの心理状態も描写もきっちりしてます。ハルヒから長門への視線というあたりもお見逃し無く。
1曲目終了。すぐ前の列の男子がいなくなってるなあ。舞台のほうにいっちゃったかな。
このアングルからの絵だけで会場の雰囲気の流れがきっちり描かれています。EZONENOZのライブアクトをきっちり収めるためにカメラ配置はどうなっているか、をチェックしようと思ったのですが、1曲目だけで数十カット。誰かまとめてくれないかなあ・・・
ステージの画面だけでも少なくとも
・フロアからローアングルで左右。アオリでパンした絵(斜め構図)もありレールカメラかも。レンズにティルトもあるような。
・ステージそで上手/下手からロングショット。それぞれ複数台(または舞台奥⇔手前移動あり)上手にはさらにハンディでハルヒアップ
・ステージ袖天井から見下ろすハイアングル(客席の俯瞰も兼用かな?)
・ギターは上手から俯瞰・アオリ固定
・ステージ奥から客席へのバックショット
・ハルヒ正面からのアップ。(これはキョン視点とは別のロングショット)
・・・・・・まだあったかな。さらに客席映像もキョン視点以外のかめらが結構はいってます。あの迫力の映像のためにはこれだけのセッティングがいるわけですよ。
もちろんカメラ自体は写り込んでないのでバーチャルな演出なんですけどね。このカメラワークを体感できるのはアニメ作品視聴者だけであり、キョンを含め登場人物の視点にはなりえないのですね。これはアニメの地のカット割でもそうなのですが、その辺を掘り下げると演出意図の解析にいたるわけで、それはまあ他の方がさんざんやってるからいいでしょう。
ただまあ、こんな理屈なんかどうでもいいぐらい演奏にハマりました。サビのタメの部分ではほんとにグッときましたよ。ほんとにすごいです。
文化祭のステージでリアルこんな撮影できたら楽しいだろうなあ。
#映像関係素人なので用語間違ってたらごめんなさい
関連エントリ
ハルヒ:ライブアライブとリンダリンダリンダ
ハルヒ: 検証 ライブアライブとリンダリンダリンダ
「涼宮ハルヒの憂鬱」関係エントリまとめ
映画:リンダリンダリンダ
