月曜日, 12月 13, 2004

乱数放送局

Hotwired Japan の記事
スパイご用達? 短波「乱数放送局」の謎
確かこのような放送局の内容を集めたCDをサンプリングしたミュージシャンが、CD作成者に訴えられたという記事でも紹介されたはず。どっちもどっちだと思うが。

興味深いのはここ

な かで最も好奇心をそそる存在は、4625KHzを使用している放送局だろう。なにしろ、20年以上にわたって同じ信号を送信しつづけているのだ。その信号 は、ブザーのような音で1分間に25回繰り返され、『ザ・ブザー』というニックネームが付けられている。送信塔は、モスクワの北西30キロメートルのとこ ろにある。
可能性として、福島から送信されている時刻情報の電波みたいなものかもしれないが、記事によるとそうでもないらしい。ブザーのような信号に全然情報が含まれていないのだとしたら思い当たることがある。これ、高信頼システム設計にかかわっている人ならピンとくるはず。あるシステムモジュールが正常に動いてい るかどうかを確認するために、そのモジュールが常時送信する信号のことをアライブネス・健全性信号などと呼び、その信号が途絶えたならばそのモジュールは 停止したか、異常状態にあると判断するためのものである。つまりこのような信号は、「情報を出力している」のではなくて、「出力していることが情報」なの である。
仮に、記事の『ザ・ブザー』がそのような役割を担っているとすると、信号が途絶えた時こそが「何か」があった時と考えれられる。
20年前から、というとロシアがまだソ連だったころだ。連邦崩壊という大きな変化があってもなお継続しているということは、もっと根本的なアライブネス信号なのかもしれないな。

#ちなみに過去2回音声が流れたことがあるそうだが、いつだったのかは不明
(11/18の「ぼちいこ」ポストから再録)

日曜日, 12月 12, 2004

ある日森の中

これ、(虚構新聞社)が、「もりのくまさん」であることに気がつくのにしばらくかかったよ。