木曜日, 7月 05, 2007

最近の自動改札は賢いのだな

最近の自動改札って取り忘れた切符を回収する機能が備わっているって知ってました?

実は知識としては知ってたのだけど、自分がその恩恵に預かって初めて有り難味を知ったというお話。


都内に出張に行く時は、大抵、都内は乗り降り自由というフリー切符を使います。このフリー切符は往復券で、行きの切符は改札から出るときに通常通り回収されます。帰りの切符が乗り降り自由に使えて改札から出る時も回収されず繰り返し使用できる、というタイプなのです。
出張時に行き先が複数あったり、寄り道する時など重宝します。

で、先日の出張先はいつもは最初に直行するところだったのですが、たまたま時間が中途半端だったので、別のところに寄り道して、ご飯を食べてから目的地に向ったのです。

・・・もう、おわかりですね。帰りの切符を使っているにもかかわらず、普段最初に降りる駅を降りたもんですから、無意識に切符を取らずに改札をでてしまったのです。

習慣というのは恐ろしいもので、帰りにその駅で電車に乗ろうとするまで切符を取り忘れたことにまったく気がついてませんでした。
財布の中に切符がないことに気がついた時に、「あっ・・・・・」となりましたが、いかんせん取り忘れは数時間前の話。痛いなあと思いつつしょうがないので緑の窓口に切符を買いに行きました。
で、駄目元で窓口のお姉さんに
「すみません。昼にこの駅の改札でフリー切符を取り忘れたんですけど、とどいてませんか・・」
と訊いてみたら、

「どこの改札ですか」
と確認して即、電話してくれて、
「届いてますので改札までいってください」
との回答。

ラッキー!!!!!! 誰か届けてくれたんだぁ、と喜んで改札に向いました。そこではもうお姉さんが切符を準備してくれていて
「取り忘れたのはどこの改札ですか? いつ、どこの駅で買った切符ですか?」と確認され
て、保管してくれていた切符をわたしてくれました。

この時に「この改札機に残ってました」教えてくれたことで、切符を誰かが見つけて届けてくれたわけではなく、改札機自体が取り忘れ切符を保管してたことを知ったわけです。

通常の回収される切符はそのまま改札機に残りますが、フリー切符などの回収されない切符が取り忘れられると一定時間後(もしくは次の切符が挿入された後)に、その切符を逆に飲み込んで回収切符とは別領域に保管する、という仕組みのようです。

そう言えば何年か前に鉄道関係の友人に似たような話を聴いたような気がするから、この機能は随分と前に実現されてたもんなんでしょうね。

そうゆうわけで、切符を取り忘れた場合でもかなりの確率で改札機が保持してくれてますので、まずは駅員さんに確認してみましょうね。豆知識でした。

#何千円か儲かった、といい気になって散在してしまったのは、また別のお話