先週からtoto BIGのエントリを書くにあたって、いくつか関連ブログを見たのだが、意外に確率を勘違いしているところが多かった。一番大きな勘違いは、
「ホームとアウェイで勝率が違うから、1等があたる確率は、正確には478万2969(=3の14乗)分の1ではない」
というもの。
実はtoto BIGでは、試合の勝敗確率は全く関係ない。
それどころか実は試合などしなくてもtoto BIGのくじは本質的には成立するのである。
つまり当たり組み合わせが毎回「オール1」であっても、本質的には全く影響しない。もちろんその場合は、くじを買った瞬間にはずれがわかってしまうことになってしまうが。
toto BIGで重要なのは、「くじが1口ごとにランダムに発行される」ということだけである。
試合結果にリンクさせるのは、スポーツ振興の建前と、くじの楽しみを先送りにするためだけでしかない。
週刊誌のアドバイスなどで「3試合は納得できる組み合わせが出るまで買う」などというのは必勝法でもなんでもなく、ただただ、売り上げ向上のサポートをしているに過ぎず、口数を増やした分の勝率向上と、せいぜい、くじの楽しみを少しでも伸ばす程度の意味しかないのである。
なお、くじ発行のランダム性は2等~4等の配当金が非常に安定していることからも判断できる。
通常のtotoと比べtotoBIGでの4等配当金の安定度は格段の差がある。これはくじの発行がそれなりにまんべんない組み合わせに足して実施されている間接的な証拠であろう。
ただ、現在のシステムが本当にランダムなくじ発行をしているかどうかは若干疑問が残る。
どうして振興協会は、くじの販売終了時点で、勝敗パターンごとのくじ発行口数を公開しないのだろうか。これさえやっておけば八百長の疑惑は完全に払拭できるのに。
1等のあたり口数が先にわかってしまうのが興ざめならば、暗号化したデータを先に公開しておいて、試合が確定した時点で、勝敗パターンごとの発行口数を解読できる暗号を公開すればいい。
とにかく、今回みたいな実に微妙な当選数が続くのならば疑われてもしかたないだろう
日曜日, 5月 27, 2007
toto BIG でよくある勘違い
toto BIG その後
サッカーくじを運営する日本スポーツ振興センターは26日、第280回分の売り上げを発表し、ビッグは当せん金5億6313万2913円の1等が7口出た前回の過去最高額61億2033万1500円から1割以下の5億7385万2000円に激減した。
まあキャリーオーバーなくなったからしょうがないとは言え、ここまで落ち込むとはねえ。
けど前回の7口って微妙すぎるなあ。前回のエントリで計算したように約7%。
これできっかりキャリーオーバがなくなるんだから、ほんとは6口だったんだけど、後だしで1口追加しました、って説明されたほうが自然に感じるぐらいの微妙なとこ。
で、今回はキャリーオーバなしになったけど、次に期待できなくももない。
この口数(1912840口)67%の確率で1等なし、キャリーオーバ2億2954万8000円
こうなると次は売り上げ少し伸びるから、1等配当分合計が6億になるのも難しくない。
この先は2、3回に1回キャリーオーバーが発生して、売り上げ伸びて、賞金でたら貯まるの待って、というサイクルが続きそう。
日曜日, 5月 20, 2007
TOTO BIGが大人気なわけだが・・・・
サッカーくじ、売り上げ65億円=出るか1等6億円(yahoo news5月19日16時1分)
日本スポーツ振興センターは19日、第278回スポーツ振興くじ(サッカーくじ、愛称toto)の売り上げが同日午前11時55分時点で、史上最高の64 億2600万円に上ったと発表した。特に繰越金の発生で1等6億円が出る可能性が高まり、注目が集まった「BIG」は60億2180万円を占めた。最終的な売上額やくじの結果は20日に発表されるが、販売締め切り後の速報値では全体で約65億5400万円、BIGだけで約61億4000万円となっている。
まあ6億ぽっちで釣られるなんて所詮庶民なんてこんなもんざーます。おほほほほ。
・・・・・・・えーと販売所どこだっけ。
流行にはとりあえずのることにして、ほんっとに久しぶりにtotoを買った。
なんか薄っぺらいレシートみたいの渡されるだけなんだね。もうひとつありがたみないなあ。
「6億円でるか?」・・・って、さすがに出るよね。
問題は何口でるか、というほうだろう。
計算してみた。
BIG売り上げ約61億4000万円 ⇒ 約2467万口
14試合3通りの組み合わせがランダムに発行されているとして、
| 当選口 | 確率 | 累積 |
| 0 | 0.013855516 | 0.013855516 |
| 1 | 0.059288754 | 0.07314427 |
| 2 | 0.126850427 | 0.199994697 |
| 3 | 0.180934033 | 0.38092873 |
| 4 | 0.193557425 | 0.574486155 |
| 5 | 0.165649212 | 0.740135366 |
| 6 | 0.118137464 | 0.85827283 |
| 7 | 0.072216944 | 0.930489774 |
| 8 | 0.038627677 | 0.969117451 |
| 9 | 0.018365618 | 0.987483069 |
| 10 | 0.007858777 | 0.995341846 |
7口以下となる確率が約93%。
1等賞金は売り上げの4割で約24億5千万、前回までのキャリーオーバーは14億9379万7800円を足して今回の1等賞金合計は約40億。
つまり当選が6口までなら次回のキャリーオーバーが発生する。
上記表から85%。 まあ期待できるね。
・・・・・つうか、期待するよ。初日ではずれ決定なんだもん・・・・・・・・・
ミラクル・フル・キャリーオーバー カッモーン! (1.4%)
木曜日, 1月 18, 2007
月曜日, 10月 09, 2006
選挙2.0β
参院選:「1票の格差」5.13倍は合憲 最高裁
1票の格差2.18倍 衆院選有権者数
選挙のたびに繰り返されるこの「1票の格差」、定数や選挙区をちょこちょこと修正してもそう簡単に縮めることはできません。
そこで発想を変えてみる。
議員ひとりの議決権って別に1票じゃなくてもいいんじゃない?
そう、得票数に比例させるの。東京などの人口密集地の当選議員は1.5とか2.0議員相当になり、島根だったら0.4議員相当とかにしてしまう。これで一票の格差は事実上ゼロ。完璧。
多数派工作とかも単純な頭数だけでなく端数の積み重ねの戦いになるな。地方はもともと人口少ないわけだから、頭数をそろえねばならなくなるので、中央VS地方という構図になるかな。もしかしたら地方は発言権を強化するために対立関係を一掃して99%獲得などというどこぞの独裁政権のような得票で中央へ進出してくるかもしれない。
具体的な数値を衆議院で考えてみる。有権者は1.03億人(意外に多いな)、小選挙区300人(2005衆院選)だから34.3万人得票で1.0議員になる。
どれどれ2005年衆院選の結果でみてみると・・・・・
東京6区ででトップ当選 136,750 → 0.398議員相当
徳島1区でのトップ当選 68,026 → 0.198議員相当
・・・・・そうだった。50~60%だし死票も半分ぐらいあるだろうから当選者全体の議員相当数集めても1/4程度の75名分くらいしかないのだな。
「今回の衆院選の結果、議員総数は74.23人となりました」なんてニュースになったりして。
まあ、これはこれでいいかもしんない。投票率の低い地区はそもそも発言権少なくなる。
それに当選した議員全体で有権者の2/3以上の得票集めないと絶対国民投票とかもできないわけだし。
木曜日, 9月 28, 2006
かけ算1.1
はてブ界隈でかけ算ハック(かけ算2.0)が流行っているようなので乗っかってみる。
・特定のパターンで簡単に計算できるというTips
2桁どうしのかけ算で、
・4つ数字のうちそれぞれ2つが、同じ数字、と、足して10 という場合は、
10の位の掛け算+同じ数字⇒上2桁
1の位の掛け算 ⇒ 下2桁
となり、繰り上がりの処理が不要となる。
例えば
・47×43=2021 ( 4×4+4 =20 | 7×3 =21 )
1の位が同じ数字でも同様
・34×74=2516 (3×7 + 4 = 21 | 4×4=16)
こんなんでもOK
・37×44=1628 (3×4+4=16 | 7×4=28)
原理は簡単で
(a×10+b)(c×10+d)=ac×100 +(ad+bc)×10 +bd
例えばa=b,c+d=10ならば第2項はa(c+d)×10=a×100
となり第1項の上2桁の計算に足せばいいことになる。
他の場合も同様。
この手法は、
15かける15=22
75×75=5625
といった1の位が5である数の2乗計算という結構有名なTipsがもとである。
それをちょびっと拡張したものだが意外に知られていない。もっともこれが使えるのは(0を含まない)2桁掛け算のうち数%ぐらいだから役にたつケースもそれほど多くはないのだが。
実は、37×34など微妙にパターンからずれている場合でもまあ対応できる。
37×34=37×(33+1)=1221+37= 1258
という感じ。感覚的には
・3×4=12 を確定してまず12と書く
・7×3=21を求めてそれに37足して58
・繰り上がりがないので、そのまま12につづけて58を書いて終わり
(もう少し簡単な手順を かけ算1.11 に補足)
実際にやってみると意外に簡単。ここまでできれば結構カバレージがあるので(15%ぐらいかな?)検算用のテクニックとしても有効なので覚えておいて損はないと思う。
#さらに1の位の合計が12になる場合や、10の位がひとつずれている場合もちょっと工夫すれば対応できるけど最初から素直に計算するのとどっちが得かは人それぞれであろう。


