土曜日, 4月 21, 2007

アニメ:おおきく振りかぶって 第2話・・・・・ぉ?

初回の完成度の高さの理由を確認すべく、第2話は最初からじっくり観てみることにした。深夜枠なんてもったいないよなあ。土6の「地球へ」と交代してもいいぐらいだろう。「MAJOR」にも対抗できるんじゃないかな。

さあ第2話だ。刮目して待ってたぞ。

・・・・・・あれれ~?   なんか変、というか、かなり変

・・・・・・まあ多くは言うまい。けどちょっと言いたい
デッサンがおかしいとこあるし、バランスが変だし、レイアウト間違ってるような、それ以前にパースが、いやアングルというか構図か。そもそもカメラの位置を考えてだな・・・・・・

全体のプロットはそんなに変じゃない。

ももちゃんのバイト/合宿開始/三橋アンダーザプレッシャ/阿部・監督プチ対立/阿部・三橋の微妙な関係/阿部の過去ほのめかし
次回、三橋の確執のある古巣との練習試合に続く。いい引きだ。シリーズ構成・脚本はいい感じ。

問題は作画か。


皮肉なことではあるが、今回の仕上がりをみて前回「あの原作をどうやってこんなに自然にアニメ化できたのだろう?」という疑問が少し解けたような気がする。

今回の問題は、原作に忠実たらんとして、絵コンテ段階から原作に引きずられすぎた点ではなかろうか。#コミック戻ってきたら確認してみよう
マンガとアニメは表現手法は全然違う。マンガのコマをカットにしただけではただの紙芝居だ。(そうゆう意図のアニメもあるけど) 

初回の完成度は、原作を完全に咀嚼したうえで、内容をアニメとして表現する最適な手法を的確に選択し、またそれを完璧に実践できた故のものなのだろう。

優れた演出は演出そのものを感じさせないものだ。(観る側が特殊な場合は除く)
初見で演出を感じてしまうようなのは、作為が浮いているか、まあ、狙いで演出自体をウリにする場合だろう。

なんで第2話が残念なことになった理由は推測の域をでないが、まあリソースが限られているということではないのかな、時間的にも人材的にも。
もしかしたら次回の試合のシーンに「動き」が描ける人を集中してるのかもしれないし。
#OPは良い。

第2話から視聴開始して「そんなに騒ぐほどのもんか?」と思った方は、是非第1話を確認して、次回を期待されたい。私は期待して待つ。

#あえてスタッフ比較はしない。