水曜日, 1月 24, 2007

ドラマ:演歌の女王(2)追記

最初に「このドラマは単なるコメディではないはず」と書きました。第1回、2回と予告を振り返ってみると、もう既にその片鱗は見えているような気がします。

第1回こそ、元彼に性懲りも無く騙される不幸な売れない演歌歌手、という一味違った設定がどうなるかなあ、という感じでしたが、
第2回は育児放棄・虐待、第3回は(予告の感じではたぶん)学校でのいじめ、がネタです。
これって考えてみたらコメディのネタとしてやるには結構リスキーですよね。育児放棄については掘り下げていくとどこまでも深みにはまってベタベタかぐたぐたにしか収拾がつかなくなりかねないのですが終わってみると結構軽くまとめられています。コメディとしての爽快さはもひとつですが、次回のいじめと畳み込んできているので、これは回を重ねるごとに少しずつネタが絡み合ってくることを期待していいのかな、と。

今後も社会的なネタ(というか問題)をしれっと扱うのでしょう。その都度、ビシッと啖呵をきるが、それ妄想。結局はずるずるとまた不幸を背負い込む、次の不幸へと続く、ですね。

まだ10回ぐらいありますので、ネタとしては、

・老人介護・鬼嫁 ←これは第2回の池内淳子・酒井若菜への伏線でガチ
・医療問題 ← お医者さんも既にレギュラー、エンドロールでも伏線あり
・警察官不祥事 ←これもレギュラー 痴漢冤罪あたりかな

このあたりはカタいでしょう。
あと、政治家の汚職とかもあるかなあ・・・・・おっ、それなら気になってた選挙のポスターもからんでくるな。これで5個。あと、ニート・フリータ問題、外国人労働者、リストラでしょ。
タイムリーなとこで「ホワイトカラーエグゼプション」「あるある詐欺」「不二家」「事務所費問題」・・・まではちょと無理か。

最終回でこれらの不幸にどうカタをつけるのかに注目しましょう。