アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」が終了して1週間ほど経ちますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。既に第2シーズン「消失」の予想 [アニメ]涼宮ハルヒ第2期 「涼宮ハルヒの消失(仮題)」 放映順妄想(笑) などしている方もいてしばらくは余韻が続きそうです。
ハルヒへのハマリかたは人それぞれでしょうが、「ミクルの冒険」にわけもわからず引き込まれた方、ライブアライブに感動したそこのあなた。もし学生さんで秋に文化際があるというのでしたら、この夏休みに映画をつくってみてはいかがでしょう。その経験は一生の財産になりますよ、マジで。
実は、私も某北高学園祭のクラス企画で映画を撮ったことあるんですよ。(当時は8mmフィルム) 学校を舞台にしたエスパーものの追いかけっこで、当然舞台は校舎がメインで某公園の噴水の中での格闘シーン、手描きのビームエフェクト入れたり、近所商店街スポンサーをCMを作成したり・・・・
という訳で、朝比奈ミクルの冒険EP00を観た時には画面の前で悶絶してましたよ。デジャブなんてもんじゃなかったです。
それはさておき、映画制作経験は本当におすすめです。
映画制作の経験は例え素人レベルであっても「作り手側」の視点という貴重な経験を残してくれるものだと思います。今ならビデオカメラが当たり前のようにあるから誰にでも動画の撮影経験というのはあるでしょう。しかしその撮影対象は運動会や結婚式というようなイベントであり、撮影は記録にしか過ぎません。
映画制作は基本的に無からの創造です。まずストーリーを起こし、配役を決めて演技も考え、必要な衣装・道具を手配し、ロケハンもし、撮り方などの種々の演出を決めて、編集して、、、、、と、ひとつのカット・シーンをとるだけで非常に多くのことを考え実行しなくてはなりません。
ですから一度でも制作経験があると、画面の構図やカメラ設定、とかカットのつなぎかたといった撮影について敏感になります。脚本についても多少は「なるほど、プロはこう書くのか」という感想を持てるようになります。
もちろんTVや映画を常にそのような作り手視点で観ているわけではなく、ちょっとした演出で「あれ?」とひっかかりを感じた時や、逆に自然に感動を呼ぶようなシーンについて、振り返って作りを確認することにより、その原因を少しは論理的に理解できることがある、ということです。
サンプル: EP00より、イツキとユキの会話シーン 
このシーン、映画の文法を知っているとニヤリとできます。詳しくは以下を参照:
イマジナリーライン
幻視球:『涼宮ハルヒの憂鬱』#12、違和感の演出
ただ、山本監督には「イマジナリーラインを信用していない(怨念戦隊ルサンチマン:大反省会)」という発言もあるので、それを考えるとこの演出は、自主映画風の演出からさらに一回りした演出と言えなくもないかもしれません。
たいていの人は読書はできるし作文の経験はあるでしょうが、小説を書いた経験がある人は少ないでしょう。ストーリーを漠然と思い描けたとしても、それを具体的に小説の形にし、また人に伝わるように構成するにはそれなりの知識と経験が必要です。しかし、まがりなりにも小説を書いた(書こうとした)ことがあれば、その経験によって、ストーリーを楽しめるだけでなく、なぜそれが面白いのか(またはつまらないのか)というところまで小説を楽しめるようになるでしょう。
ただ、映画制作には時間も人も必要ですし、思い立ってすぐ出来るものでもないでしょう。だからこそ機会がなければ一生経験しないままの可能性が高いのです。学生時代ならば仲間も時間も大義名分(大抵は文化祭)もあるでしょう。ですから一度でいいから是非挑戦してみて欲しいです。下手をすると惨憺たるラッシュフィルムしか残らないかもしれませんが、それはそれで貴重な経験になるでしょう。
そして、数多くチャレンジの中から次世代を牽引する本格的な作り手に回る才能の持ち主が登場してくることを期待しています。
#私にとっては、EP00を堪能できた最大要因です。
日曜日, 7月 09, 2006
ハルヒ:自主映画制作のススメ
金曜日, 7月 07, 2006
サマタイム
大島弓子の短編「サマタイム」(ダリアの帯 収録)を思い出した。
20年くらい前に発表されたものだ。確か選集にも収録されており10年くらい前に書評でとりあがられたことがある ― 阪神大震災のトラウマと癒しという観点で。
今頃この作品の記憶のトリガーをひいたのは、
・ハルヒの七夕 世界がかわる・・・・新しい世界が生まれる
それと、
・ミサイル 世界が終わる・・・・そして世界が続く
七夕のお願いに追加しておこう
「世界が続いていますように。願わくば平和で」
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(http://www.kk.iij4u.or.jp/~mitani/osusume.htm より)
サマタイム
1984 別冊LaLa9月号(白泉社)
花とゆめコミックス「綿の国星」7巻(白泉社)、大島弓子選集11巻(朝日ソノラマ)
ある夏の日、雷が落ちました
村はいつもとおなじでした
ただ帰ってくるはずの熊沢伸一が帰ってきません
トオルの結婚式はもうすぐなのに
ハルヒ:七夕
今日は「あの」七夕だそうな。(チョイヲタ日記:涼宮ハルヒの情報フレア)
願い事したら世界が望みのままに替わるのかな・・・・・3年後。
んーと、どうしようかな。
「サッカーワールドカップ南アフリカ大会に日本が出場できますように」
「○○○○○が無事□□しますように(マジなので言えない)」
にしておこう。
月曜日, 7月 03, 2006
ハルヒ:ザ・スニーカー8号(9話脚本掲載)
賀東招二×谷川流 スペシャル対談
ほうほう、谷川は受けで(違
ついつい買ってしまいました。対談も面白かったのですが本当の目当ては、ハレ貼れユカイ書き下ろしポスター・・・・ではなくて、
構成14話 放送9話(←録音台本の表紙表記)「サムデイ イン ザ レイン」脚本です。
放送されたものとほとんど違いありません。意外にも、カットの構図も脚本段階で結構指定されているのですね。窓の外からの映像、とか、ビデオカメラ映像で画面内の時計によって時間の飛びなどを表現することまで指定されていました。
まあ、対談を読むとかなり細かいところまで議論されているようなので、この掲載された脚本が初稿から手をいれらたものである可能性もありますが。
ハルヒ:ライブアライブとリンダリンダリンダ
ハルヒ12話「ライブアライブ」のライブシーンは映画「リンダリンダリンダ」から構図を持ってきているとの指摘をどこかのサイトのコメント欄で見てはいたんですが、ぼつぼつと比較情報が出てきまして確認できました。
ハルヒ×リンダリンダ。インスパイヤではないオマージュだっ!
ほうほう、やっぱりハルヒが攻めで(違 もうひとつ。
リンダx3とハルヒのなんとか
こっちはリンダが攻(違
両者の写真データは一緒のようです。同じ人のサイトか、もしくは共通ソースがあるのかもしれません。
さて演算子の解釈はさておき、この写真を見る限りたしかに「リンダ…」を元ネタとしているようです。構図はありがちなものでしょうが、演奏後にメンバーの顔を順番に見る様子は明らかに意識したものですね。
けど、これで「なんだパクリかあ」とがっかりしたかというとそんなことはなく、むしろ「それなりの評判だった映画の要素に、アニメでどこまで迫れるかがっぷりと取り組んだシーケンス」ということになり、俄然元ネタ「リンダ…」の映像を見てみたくなりましたよ。
特に上記サイトの比較では、前回言及したロー/ハイアングルのカットがありません。あとハンディの手振れのカット。これらは特徴のある構図なので元ネタであるとしたら比較対象になるはずなんですが、これがないということはライブアライブでの独自演出ということになります。(仮にそうだとすると)アニメだと更にここまでできるんだぞ、というスタッフの意気込みが炸裂
した挑戦状といえるでしょうか。実際元ネタに関係なく度肝抜かれた人多数ですから大成功であったことには違いないですね。
#昨日観た映画版「デスノート」のエルと詩織(映画オリジナルキャスト)は偶然にも「リンダ…」で共演してたようで、これも何かの縁でしょうから是非とも「リンダ…」を確認してみたいと思います。
→観ました。エントリはこちら: ハルヒ: 検証 ライブアライブとリンダリンダリンダ
映画レビュー: 映画:リンダリンダリンダ
##「デスノート」の出来については・・・・・とりあえず原作と比較して観る映画ではないとことだけ申し上げましょう。
